人が住んでいる住宅が100戸あったら、所有関係が不詳なのは何戸?
約4戸
元データ:4.2% / 実数 約233万戸
人が住んでいる住宅100戸のうち、所有の関係「不詳」は約4戸です(4.2%)。実数では約233万戸。出典は総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)」。
このページでいう「所有の関係「不詳」」とは
持ち家か借家かが把握できなかった住宅。原資料に「不詳」の行は無く、居住世帯のある住宅の総数(55,665,000戸)から持ち家と借家を差し引いて算出している。持ち家率などを計算する際に分母から除かれることがあるため、割合の出典によって数値が食い違う原因になる。
この100戸は誰か
居住世帯のある住宅。調査時点で世帯が住んでいた住宅を指し、空き家・建築中の住宅・一時現在者のみの住宅は含まない。総住宅数(65,046,700戸)ではなくこちらを分母とするのは、持ち家か借家かという区分が「住んでいる住宅」についてのみ集計されているため。持ち家率などの一般的な統計もこの母集団を分母としている。
100戸をぜんぶ分けると
100戸のうち4戸
人が住んでいる住宅を100戸に縮めると、持ち家か借家かを把握できなかった住宅が4戸あります。
持ち家61戸、借家35戸、不詳4戸。この3つを足して100戸です。
原資料に「不詳」の行は無い
住宅・土地統計調査の統計表には、所有の関係の区分として「不詳」という行がありません。
このサイトでは、居住世帯のある住宅の総数から持ち家と借家を差し引いてこの4戸を算出しています。減算で求めた値であり、調査票の回答区分として存在するものではありません。
なぜ持ち家率の数字が食い違うのか
持ち家率を計算するとき、この不詳をどう扱うかで答えが変わります。
- 不詳を分母に含める → 100戸のうち61戸
- 不詳を分母から外す → 分母が小さくなるので割合は上がる
前回調査と比べるときは、両方が同じ計算かを確かめる必要があります。計算方法の違いを実際の増減と読み違えると、住宅事情が変化したという誤った結論になります。
前回調査からは増えている
2018年の調査では、不詳は100戸のうち3戸でした。2023年は4戸に増えています。
つまり持ち家率を「不詳を除いて」計算している資料は、除かれる量そのものが5年で増えていることになります。前回と比べるときは、この点まで確かめる必要があります。
分からないものを消さない
不詳を最初から無いものとして扱えば、数字はきれいになります。しかし分からなかったという事実そのものが情報です。
このサイトは不詳を分母に含めたまま、1つの項目として表示しています。100戸のうち4戸は「答えが出ていない」ということを、そのまま見せるためです。
この数字を読むときの注意
ここでいう100戸は人が住んでいる住宅です。空き家や建築中の住宅は含みません。
過去との比較
| 調査年 | 100戸中 | 割合 |
|---|---|---|
| 2018年 | 3戸 | 3.3% |
| 2023年 | 4戸 | 4.2% |