出典・データ方針

統計サイトは、たった1件の誤ったデータで信用を失います。 このページでは、数字をどう扱っているかを具体的に説明します。

1. すべての数値に6点セットを持たせています

掲載しているすべての数値には、次の6つを必ず添えています。1つでも欠けているものは公開しません。

  • 出典 — どの機関のどの調査か
  • 調査年 — いつ時点のデータか
  • 母集団 — 誰を100にしているのか
  • 定義 — その項目が何を指すのか
  • 原数値 — 元の割合や人数
  • 100換算値 — 100人あたり何人か

さらに各ページには、元データの中の位置(シート名とセル番号)まで記載しています。 「どの数字がどのファイルのどこ由来か」を、あとから必ず追えるようにするためです。

2. 数値の丸め方

29.4% を「29人」と書くと、0.4人分の情報が消えます。 そのため必ず元の割合を併記しています。

内訳(構成比)を表示する場合、単純に四捨五入すると合計が99や101になることがあります。 これを避けるため、内訳には最大剰余法を使い、合計が必ず100になるようにしています。 一方、「65歳以上」と「女性」のように重複する別々の属性には適用しません。合計する対象ではないためです。

3. 100人では表せない数字

100人あたり0.5人に満たない事象は、無理に「1人」と表示しません。 「100人では1人未満/1,000人なら約4人」のように、意味が保たれる単位へ切り替えて表示します。

4. 数値の種別を明示しています

すべての数値に、次のいずれかのラベルを付けています。

  • 直接値 — 公式統計の数値をそのまま100換算したもの
  • 算出値 — 公式統計から単純計算で求めたもの
  • 推計値 — 複数の統計から推定したもの。計算過程を併記します
  • 参考値 — 調査対象や定義が限定的なもの

あわせて調査方法(全数調査/標本調査/推計/行政記録/アンケート)も表示しています。 「信頼度○点」のような独自スコアは、根拠が曖昧になるため付けません。

5. やらないと決めていること

  • データが無い項目を推定で埋めません。分からないものは「分からない」と書きます
  • 複数の統計を掛け合わせた交差推計をしません。「35歳×東京都×既婚×年収1,000万円以上」のような細かい条件は、公開統計に実在するクロス集計がある場合のみ掲載します
  • 別年度・別母集団・別定義の数値を、注記なしに同じ100人として並べません
  • 「最新」という固定の文言を使いません。常に調査年を表示します
  • センセーショナルな煽り表現を使いません。病気・犯罪・民族・宗教・性的指向・障害などの統計は、公益性・出典品質・定義・表現を慎重に判断し、迷った場合は掲載しません

6. 重複について

「65歳以上29人」「女性51人」は、同じ100人を別の角度から見たものです。足し算はできません。 また「75歳以上17人」は「65歳以上29人」の内数です。 こうした関係は、該当するページに必ず注記しています。

7. 政府統計の利用について

当サイトが使用する政府統計は、政府標準利用規約(第2.0版)に基づいて利用しています。 同規約はクリエイティブ・コモンズ表示4.0国際と互換性があり、商用利用が認められています。

100人への換算は「加工」にあたるため、各ページに 「○○を加工して作成」と明示しています。 加工した情報を、国や府省等が作成したかのような形で公表することはありません。

8. 誤りを見つけた場合

誤りのご指摘は歓迎します。お問い合わせからお知らせください。 出典を確認のうえ、確認でき次第すみやかに訂正し、訂正の記録を残します。